もう1度あの笑顔に逢いたい

最愛の妻の死、受け入れ難い現実にこれから向い合って行くための日記

5回目 月命日

昨日は5回目の月命日 そんなに落ち込む気配も無く迎えれると思っていたのだが 当日の朝からなんとも言えない胸の苦しさ 
前から空いていたはずの穴 そこがとてつもなく疼くのを感じる朝を迎えた。


それでも冷静に 少し前は毎日この疼きと痛みを感じていたなと思う
普段は感じていないのじゃなく 蓋をしたり他の事で誤魔化したりするのが上手になったんだろうな


子供達を起こし朝飯を作る これも当たり前の作業になってしまった
文句も言わずに食べてくれる ありがとな 
少しづつ取り分けて まーさんの御仏飯にして仏前に 
「後でお墓に行くからよ~また後でな~」 
笑顔でこっちを見てるまーさんに言いながら そんなあちこちにいるのか?と素朴な疑問


子供達と花を買いに行くも思うような物が無く 別の花屋さんに行きそこにあった可愛らしい花(名前なんてしらない)それとカスミソウを買い お墓に向かう


お墓に着くとやはり誰か来てくれていたらしく 真新しい花と見覚えの無いお線香が残っていた ありがたいことだ


花の水を換え誰かが供えてくれた花と買ってきた花を並べて供え直す
たったそれだけの事をしてるうちに 不思議と心が落ち着き
朝から胸に溜まっていたドロドロしたものが消えて行くのがはっきりとわかった


娘のインフルの事 娘意外は大丈夫だった事 今の墓標も後2日だよ7日には可愛いお墓が出来るよと話し 俺の仕事の都合でゆっくりは居られなかったので また明後日なと言い帰ってきた



まーさん やっぱりお前がいないと寂しいな
ドロドロした気持ちは消えたけど 喪失感は消えないわ
普段は無意識に蓋をして滲み出してる感情を抑えてるだけみたいやわ 


少しだけこの喪失感に浸ってもええかな?
明日にはきっとまた元気に挨拶できるから....

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