もう1度あの笑顔に逢いたい

最愛の妻の死、受け入れ難い現実にこれから向い合って行くための日記

回想の果てには何があるのだろう

昨日の一件から 色々な事が頭の中に浮かぶ 
去年の誕生日は まーさん帰ってきたの0時過ぎてたよね 30分遅れのおめでとうを言って、子供達の食べ残しケーキを半分こしたね 


なんだろう 誕生日のことばかり思い出す その前の年もまだ覚えてたよ 俺 前の車が指示器も出さずに曲がられて まぁまぁ急ブレーキして ケーキがちょっと崩れたんだよな


俺「あ ごめん」
まーさん「全然いいよ そこ私食べるし」
俺「あかんて 主役やねんから 俺食うよ」
まーさん「うふっ!ありがとう」


どんどん記憶がさかのぼる 途中で携帯が鳴って 回想は途切れた 悲しくはなかった
自分も覚えていた事にちょっとびっくり 多分ニヤニヤしてたと思う


これからもこうやって 思い出していくんだろうな
でもその最後には何があるのかな 今は想像もつかないな・・・


昨日 まだ通りたくなかったけど事故現場を通ったよ 前後に車も居なかったからめっちゃゆっくり走って 窓開けて「まーさーん ここにおるんかぁ!迎えに来たぞぉ~」
って叫んだ
ど天然な まーさんが もしかしたら死んじゃった事もわからずこの辺で泣いてるんじゃないかと思ったりしてたからね


これは勝手な思い込み 夕べ 寝る時にみんな横になってたら遺影のあたりで
「コトン」って 息子があげた御線香が半分くらいなのに御香炉から出て横に落ちた
そんな事あるわけは無いけど
「大丈夫やで ここにいるよ」って教えてくれたような気がした


「パパ」って呼ぶ声がききたいなぁ・・・





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