もう1度あの笑顔に逢いたい

最愛の妻の死、受け入れ難い現実にこれから向い合って行くための日記

結婚

知り合いの結婚が決まったと 先日報告をもらった
同業者で俺より年上の今年60歳を向かえる方
50代前半のときに奥様を病気で亡くし3人の子供を独立させ仕事も見事にこなす人で 今の俺の境遇をとても心配してくれて2週間と空けずに連絡をくれている
俺に気を使ったのだろうか 彼女の存在も結婚の話も共通の知人からの連絡だった
結婚式等はしないとの事なので おめでとうございますとLINEで伝えておいた
そして夕べ仲間内だけの食事会をするから来ないかと連絡が来た
素直におめでとうと思っているのに 俺に内緒にしていたくらいなのに
ノコノコと行っても相手も困るんじゃないかと ひねくれた感情が邪魔をしてしまい 時間があれば顔を出すよと 結局行かなかった


やはり時が経てば薄れていくものなのかなぁとか思いながら横になっていると なぜか涙が流れてどうしようもない虚しさに襲われてしまった
最近は落ち着いていたし月日の流れもまーさんに近づいている証しだと思えるようになっていたのに
やっぱりまだ失った俺が可哀想が抜けてないようだ


人それぞれなんだろうけど 月日の流れでそんな風に新しい人に心が動くのを 今の俺にはとても理解ができない


立ち直る=新しい人ではないのはわかっている 立ち直った先に偶然新しい出会いがあり 過去ばかりを追いかけるのではなく未来を考えた結果の事なんだろう


まだ俺には未来なんて見えないし明日への希望も持てていないが 
身近にこうやって悲しみを乗り越え 新たな幸せを掴もうとしている人がいる
今度お誘いがあったら手土産でも持っておめでとうと笑顔で言おうと思う



まーさん やっぱお前が居ないのは寂しいね ちょっとした事でも涙がでるのは もう習慣になったよ


そうそう 息子が5月2日に帰って来るってよ 7日までこっちにいるらしいよ
迎えに行くから 見えなくてもいいから助手席に乗れよ 久しぶりにドライブしようよ。

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