もう1度あの笑顔に逢いたい

最愛の妻の死、受け入れ難い現実にこれから向い合って行くための日記

カラスの女房

季節柄 忘年会の誘いは何度かもらってはいたのだけど
賑やかな場はどうも今の俺には不似合いな気がして ほとんど断っていた 


取り繕ったような笑顔をするのは 仕事以外はもう疲れた
心の底から笑うことなど 多分もう出来ないのかもしれない


時薬 日にち薬と言う言葉がある 同じ意味の言葉らしい
俺はその薬をもう飲んだのだろうか 
飲んだのならもう少ししたら 効いてくるのか 
3ヶ月後?1年後?3年後?


前を向こうとは思っている 無理はしないようにしてる 
けどまだ悲しくて毎日心は下を向いたまま 少し心が軽くなっても
些細な言葉や風景や行動で 悲しみに飲み込まれ 悲しみの深淵に叩き込まれる


何度もそこから這い出ようと足掻くのだけど 最近それすら疲れてきて 流されるまま 深淵の中にいるような気がする


今日は何度となく 勝手に涙が出てくる 無性に悲しく寂しく
胸にあいた穴が疼くような いつも以上に重苦しい
そのうち時薬が効いて 劇的に改善されるといいのにな



カラスの女房って言葉がある 
カラスは1羽の相手を選び 生涯の伴侶として生きていくそうだ 
そして いつも一緒に行動しほとんど離れることは無いらしく


1羽で行動してるカラスは まだ伴侶と出会ってないか
伴侶を失ったかのどちらかだという


カラスは仲間の死を理解する動物でもある
だとしたら さっき 外に居た 1羽のカラスは伴侶を失ったのか
まだ出会っていないのか 
カラスの鳴き声が 悲しく聞こえて 
お前も 先に逝かれたのか? って聞いてみたくなった

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