もう1度あの笑顔に逢いたい

最愛の妻の死、受け入れ難い現実にこれから向い合って行くための日記

娘の見た夢

いつも通りに 6時に目覚ましが鳴る
以前は8時半とか9時に起きていたけど 今は子供の弁当を作るために 早起きしてる 週の半分は2時とか4時まで眠れないのに
よくまぁ起きれるもんだ


息子は四十九日明けてから自室で寝るようになった それまでは1階の和室 まーさんの居る遺影の前で3人 川の字になって寝ていた 
娘にも もう自分の部屋で寝てもいいんやで と言っても
うん と言うだけでずっと和室で寝ている 
きっとまだ何か思うところがあるのだろう



先日 不覚にも夜中に1人泣いているのを見られてしまった


「パパ?大丈夫」 


振り返るとそこには大粒の涙を浮かべた 娘が立っていた....


言葉が出なかった 大丈夫...声が出なくて 下を向いてしまった


テーブルの向かいに娘も座る


「今な ママの夢見てん 目開いたらパパおらんから
忘れやんうちに 言いたかってん ごめんな」


謝るのは俺の方だ もう泣かんとこなって言うたのは俺やのに
ダメなパパで本当ごめんよ


夢の中身を教えてくれた
ママと2人で車に乗っていて 
ママが娘に ヤキモチ焼いてると言う 娘がなんで?と聞くと
毎日 パパに学校送ってもらったり 
毎日 一緒に並んで眠れていいなぁ.....と
ママもパパと一緒に寝たいよぉ


娘もママがもういない事はわかってて 
ママも横に来ればいいやん パパ喜ぶで? って言ったそうだ


2階の 2人の寝室 俺が勝手に買ってきた大きなベッド ずっとまーさんと一緒に眠ってた大きなベッド....
あの日から1度もそこでは眠っていない 
そこで眠り 左手を横に伸ばせば まーさんは頭を乗せて一緒に眠ってくれるのかな?


まだそこで眠る勇気はない 
かすかに残る まーさんの香りを 感じたいと思うけど それはきっと耐え切れない悲しみになるような気がして


寝室にも まーさんの写真を持っていこう 辛くて悲しくなるけど
部屋に入るようにしよう 


娘が自分の部屋で眠れるようになったら 俺もそこで眠るようになれたらいいかな


でも良かった やっと娘にも逢いに来てくれた これで俺の夢の話しも出来る


いつまでも 泣いてる俺に娘を通して 
大好きだよ!そんなに泣かないで いつも近くで見ているから 
と伝えに来てくれたんだと 勝手に思い込もう


まだまだ泣く日も多いけど
頑張ってるよ 生きて行くよ まーさん

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