もう1度あの笑顔に逢いたい

最愛の妻の死、受け入れ難い現実にこれから向い合って行くための日記

忘れないで欲しい

さっき保険会社の応接室で 本人と保険屋数人と俺 義父とで話しをしてきた


しょっぱなから また土下座しながら謝る相手
その瞬間 頭に血が上り言葉を発しようとした時 
義父のほうが一瞬先に声をだした 
マシンガンの如く罵声と怒りと悲しさと悔しさを浴びせる義父


あえて止めずに言わせておいた 同じ気持ちの部分もあったし
娘の命を奪った相手がそこにいるのだ 言わずにおれない気持ちもわかるから 
と同時に自分が少し冷静になっていくのがわかった 義父ももう言葉にならない叫びのように声を上げて泣き出してる
このままでは話しにもならないので義父を諌め 相手に顔上げてくれと伝え席に着いた


俺も言いたい事 聞きたい事は山ほどあった はずなのに 何から言えばいいのかわからん 実際何を言ったのか良く覚えてない


妻の無念 子供達の悲しさ 俺の悔しさ 家族の辛さ 
まーさんを慕ってくれていた社員達の悔しさ
思いつく限りの言葉を言ったつもりだけど 伝わったのかどうかはわからない


ただひとつ 俺が必死で話してる時 相手は 目をそらすことなく
俺の目を見て泣きながら聞いていた


少しだけどほっとした様な気がする 怒り恨みが消えるのではないが 保険任せにして平気な顔でいるような人間ではないのかなと思ったのだろうか 自分でもこのほっとした様な感覚の意味はわからないままだ


義父はその後口を開けばネチネチと相手をいたぶる様な言動ばかりで聞いてて気分が悪くなった
それは俺の台詞だろうと思う場面もあったが 止めると後で面倒なので放って置いた


俺が相手に対して気になっていたのは 子供の事だ 狭い田舎町 相手の子供と俺の娘は同じ高校に通っている
学年が違ったのでまだ良かった 
娘には子供は関係ないからなと言っている 本人もわかってると言っていた その事を 本人に伝えた 
号泣していた 言葉にならないありがとうを言い続けながら


情けをかけたわけじゃない ただ人として同じ親として子供を巻き込んで欲しくなかっただけ


本人には生涯この事故を忘れてほしくない ひとつの家族を壊してしまった事を死ぬ程後悔して欲しいと思っている


頑張って大人な対応をしたつもりだけど これでいいのかと後から考えてしまいそうで 今から不安になる


また答えのないループに嵌っていきそうな予感がするよ


これでよかったのかな? まーさん?


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